高知県宿毛市、宿毛湾に突き出た大島の先にある市営の公園。利用料は無料、予約も不要。目の前の海に咸陽島という無人島が二つ浮かんでいて、その向こうに日が沈む。だるま夕日の名所として知られている場所だが、訪れたのは9月で、季節は外れていた。それでもこの夕日だった。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県宿毛市大島17 |
| 問い合わせ | 宿毛市 商工観光課 0880-62-1242 |
| 料金 | 無料 |
| 予約 | 不要 |
| サイト | フリーサイト(芝) |
| トイレ | 水洗・洋式・24時間・バリアフリー併設 |
| 炊事場 | あり(屋根なし・蛇口2か所) |
| シャワー | 温水 3分100円/冷水は無料 |
| 駐車場 | あり・一部サイトに横付け可 |
| ゴミ | 持ち帰り |
| 直火 | 不可 |
張る場所は三つある
公園の中で、テントを張れる場所が大きく分けて三つある。
ひとつめが遊具のある芝生の広場。木陰が多くて風も避けられる。ただし日中は遊具目当てで子供が来るので、昼間に静かに過ごしたいなら向かない。ふたつめがトイレ建物の裏手の草地。地面は少し固いが、車を横付けできる。
三つめが公園入口の向かい側、海沿いのスペース。今回はここにした。
理由は単純で、咸陽島と夕日が正面に来るから。すぐ脇をアスファルトの道が通っているので車の音は多少あるが、9月の平日前夜ということもあって気になるほどではなかった。地面は芝で、ペグは普通に刺さる。
海沿いなので風は覚悟していたが、この日は穏やかだった。湾の中なので外洋ほど荒れないのだと思う。ただ遮るものが何もない場所なので、風が強い日は遊具広場側の木陰に逃げたほうがいい。選べるのがこのキャンプ場の良いところで、天候を見てから決められる。
夕日のこと
咸陽島は対岸から約300m離れた二つの無人島で、干潮時には歩いて渡れる。名前の由来は、昔この地に漂着した唐船の船員たちが故郷をしのんで呼んだことから来ているという。
日本の夕陽百選に選ばれている場所で、本番は11月中旬から2月上旬。晴れた日の夕方に、太陽が水平線に溶けて丸く潰れたように見える「だるま夕日」が現れる。9月の訪問では当然見られない。
それでも、海に沈む太陽が正面にあって、手前に島のシルエットが二つ並ぶという構図は変わらない。テントを張った位置から振り向かずに見られるので、椅子に座ったまま日没を最後まで見届けられる。
沈んだあとの時間のほうが長い。空の色が変わり続けて、暗くなりきるまで30分ほどある。
シャワーで済ませた
公園のトイレ棟にシャワールームが併設されている。温水は3分100円、冷水なら無料。更衣室もある。
近くに宿毛リゾート椰子の湯があって、直線で850mほどしか離れていない。坂道にはなるが徒歩でも行けなくはない。日帰り入浴が平日850円、土日900円で、キャンプ場の利用料が無料なのに風呂で850円を払うのはどうかと思って、今回はシャワーにした。100円で3分、9月ならそれで十分だった。
買い出し
フジ 宿毛店を使った。食品館が9時から22時まで開いている。キャンプ場からは車で10分ほど。公園には売店も自販機以外の店もないので、酒も食料もここで揃えておく。
18時30分頃に行ったら、惣菜と刺身にもう半額が貼られていた。22時閉店の店で18時半に半額が出るのは早いほうで、都内の感覚だと19時過ぎからが相場になる。地方の店はこのあたりの時間が読みにくいので、閉店時刻から逆算しただけでは外すことがある。結果的には得をした。
帰り道は暗く狭いので、日が落ちる前に戻るつもりで動いたほうがいい(後述)。
注意事項
トイレの道路側にウッドデッキの休憩テラスがあるが、ここでのテント使用は禁止されている。雨の日に使いたくなる場所だが、公園利用者のための設備なので従いたい。
直火は不可。ゴミは全量持ち帰り。炊事場は公園の手洗い場も兼ねていて子供も使うので、残飯を流さないように気をつける。
夜間のトイレはセンサーで照明が点く。サイト側に照明はないので、ライトは必要。
キャンプ場までの道のりは一部勾配が急で通路も狭いので注意。アクセス方法は大きく海側か山側(宿毛リゾート側)かになるが、山側であればホテルまでは2車線のためこちらが安全。ただ下り坂になるのとヘアピンカーブを曲がることになるのでそこだけ注意。
海側は殆ど1車線の狭い道なので夜の走行はおすすめしない。
その他メモ
大島へは片島から大島橋を渡って入る。島に入ってからのルートは注意事項に書いたとおり。駐車場からサイトまでは徒歩10秒で、バイクならほぼ横付けできる。
春は桜の名所、夏は海水浴場として賑わう場所なので、その時期は空いている保証がない。9月下旬は他に1組いただけだった。
次に来るなら11月以降にしたい。だるま夕日を見るためだけに、この場所をもう一度組み込む理由がある。
関連リンク
他の記録はツーリング記録の一覧にまとめている。






