前日と翌日は秋田県立中央公園ファミリーキャンプ場に泊まった。空港の隣にある1泊300円のキャンプ場で、ここを拠点にすると男鹿の付け根まで1時間かからない。
男鹿半島は秋田市から近い。付け根の寒風山までは1時間かからず、先端の入道崎まで行っても片道1時間半ほど。それでいて半島の中に展望台と岩と海と食堂が詰まっているので、一日でちょうど回りきれる。
ざっくり基本ルート
- 秋田県立中央公園ファミリーキャンプ場 出発
- 【国道7号・国道101号・県道54号】寒風山
- 【県道55号】ドジャース 男鹿店(買い出し)
- 【県道59号】ゴジラ岩(潮瀬崎)
- 【県道59号】大桟橋展望台
- 【県道59号・なまはげライン】八望台
- 【県道55号】入道崎
- 【国道101号・県道55号・県道59号】恵比寿食堂(船越)
- 【国道101号・国道7号】ポートタワー・セリオン
- キャンプ場 到着
走行距離は200km程度。半島をぐるりと一周して戻る形になる。全線2車線で、入道崎までの道も含めて走りにくい区間はない。男鹿半島の海岸沿いは交通量も少なく快走できる。
この順番にしたのには理由がある。買い出しを前半のドジャースで済ませ、昼を八望台で食べ、先端の入道崎を午後に置く。帰りに船越で夕食、最後にセリオンという流れにすると、同じ道を二度通らずに済む。
タイムライン
| 時刻 | 場所 | メモ |
|---|---|---|
| 8:00 | キャンプ場 発 | テントは張ったまま、空荷で出発 |
| 9:00 | 寒風山 | 半島の付け根。展望台には登らず |
| 10:00 | ドジャース 男鹿店 | 昼食を調達。水曜定休 |
| 11:00 | ゴジラ岩 | 潮瀬崎。干潮時のほうが近づける |
| 11:30 | 大桟橋展望台 | 西海岸。木造の展望台 |
| 12:00 | 八望台 | ここで昼食 |
| 13:30 | 入道崎 | 半島の先端 |
| 15:30 | 恵比寿食堂 | 船越。ホルモン。17:30まで |
| 16:30 | ポートタワー・セリオン | 展望室は無料 |
| 17:00過ぎ | キャンプ場 着 | 明るいうちに戻れる |
8時に出て17時過ぎに戻る、9時間強の行程だった。急ぐ必要はないが、恵比寿食堂が17時30分で閉まるので、夕食をここで取るつもりなら逆算が要る。
買い出し
ドジャース 男鹿店を使った。船川港にあるディスカウントストアで、9時30分から19時まで。スーパーとしてはかなり安めの部類。地物も結構多く珍しい商品も置いてあり、見て回るのも楽しい。
ここで昼食を買って八望台へ持っていった。半島の先端側は店が少ないので、午前のうちに食料を確保しておくと後が楽になる。
注意点がひとつ。毎週水曜が定休日だ。水曜に走るなら、男鹿市街手前の船越あたりにいとく男鹿店とスーパーセンターアマノ男鹿店もあるのでそちらに立ち寄るのも良い。
立ち寄りスポット
| スポット | 料金 |
|---|---|
| 寒風山 | 無料(回転展望台は有料) |
| ゴジラ岩 | 無料 |
| 大桟橋展望台 | 無料 |
| 八望台 | 無料 |
| 入道崎 | 無料 |
| ポートタワー・セリオン | 無料 |
この日かかったのは、ドジャースの買い物と恵比寿食堂のホルモンだけ。展望台はどこも無料で、半島の景色そのものに金がかからない。
寒風山
半島の付け根にある標高355mの山。草に覆われたなだらかな山体で、木がほとんど生えていない。山頂まで舗装路で上がれる。
4階建ての回転展望台があり、こちらは有料。今回は登らなかった。登らなくても、駐車場からの眺めで十分に半島の形が見える。秋田市方面の海岸線と、その奥に鳥海山。反対側に男鹿の山々。
ここに最初に来ると、この日これから回る範囲が一望できる。地図を見るより早い。
ゴジラ岩
潮瀬崎の岩場にある、ゴジラが口を開けた形に見える岩。
夕日を背負ったシルエットの写真で有名な場所だが、午前中に行くと順光で岩の質感がよく見える。混雑もない。バイクの場合は広い路肩に停める。
岩場を歩いて近づける。ただし足元は濡れた岩で滑りやすく、ライディングブーツだと歩きにくい。潮の加減で近づける範囲が変わるので、無理をしないほうがいい。
大桟橋展望台
ゴジラ岩から県道59号を北へ進んだ先、船川港本山門前の海岸にある展望台。
大桟橋は海に突き出した玄武岩の奇岩で、火山活動でできた岩を波が削ってできた地形。男鹿半島・大潟ジオパークの西海岸ジオサイトに数えられている。岩に開いた穴は道路側からは見えず、戸賀発の遊覧船で下をくぐると見えるらしい。
展望台自体は木造でそこそこ高さがある。高所が苦手だと足がすくむという声もある場所だが、上がると海岸線が一望できる。駐車スペースから数歩なので、通りすがりに寄れる。
八望台
戸賀湾と入道崎の中間あたりにある展望台。ここで昼を食べた。
二ノ目潟と戸賀湾が見下ろせて、振り返ると寒風山の方向が見える。平成2年にできた展望台で、名前は高松宮殿下が命名したと伝わる。
ドジャースで買ったものをここで広げた。テーブルがあるわけではないので、適当に腰を下ろして食べることになるが、見える景色が代金に含まれていると思えば安いものだ。宗谷でも同じことをやった。スーパーで買って景色のいい場所で食べるのが、結局いちばん満足度が高い。
入道崎
半島の先端。北緯40度線が通っていて、地面に線を示すモニュメントがある。
白黒の縞模様の灯台と、草原と、その先の海。遮るものがないので風が強い。晴れていれば水平線がまっすぐ見える。
観光地なので売店や食堂が並んでいるが、ここで食べずに八望台で済ませておくと、滞在を景色だけに使える。
恵比寿食堂
船越駅前にある食堂。「エビスといえばホルモン」と言われる店で、ホルモン煮込みが看板になっている。
営業は10時30分から17時30分(土曜は17時、月曜は早じまいすることがある)。日曜定休。一日走ったあとに寄るには、閉店時刻の逆算が必要になる。
半島を一周して戻ってくる途中にあるので、順路としても無理がない。走り終わりの一杯というわけにはいかないが、ホルモンで一日を締めるのは悪くない。
ポートタワー・セリオン
秋田港にある高さ100mのタワー。道の駅あきた港に併設されている。
展望室は無料で、9時から21時まで開いている。100mの無料展望台というのはなかなかない。日本海と秋田市街、それに一日かけて回ってきた男鹿半島が、まとめて見える。
最後にここへ寄ると、朝から走った範囲が全部視界に入る。一日の締めとしてよくできた場所だと思う。
※この写真は別の機会(ゴールデンウィーク)に寄ったときのもの。この日は夕方までに戻る行程だったので、日没前にキャンプ場へ帰っている。
風呂
潟上市のきららの湯が帰り道の途中にある(500円)。この日は寄るつもりだったが、湯の故障で入れず、キャンプ場のシャワー(100円)で汗を流した。拠点にしたキャンプ場は管理棟のシャワーが24時間使えるので、風呂に入れなくても困らない。
路面・注意事項
ドジャース男鹿店は水曜定休。昼食を当てにするなら曜日を確認する
恵比寿食堂は17時30分まで、日曜定休
半島の先端側は店とスタンドが少ない。給油は男鹿市街で済ませる
ゴジラ岩の岩場は滑る。バイク用ブーツだと歩きにくい
入道崎は風が強い。夏でも羽織るものがあるといい
寒風山の回転展望台は有料。登らなくても駐車場からの眺めで十分
夕日を主役にするなら、ゴジラ岩と入道崎を午後に回す逆ルートになる
関連リンク
他の記録はツーリング記録の一覧にまとめている。
※道路状況・施設の営業状況は訪問時点のものです。最新情報をご確認ください。











