生活費は月14万円。でも年で割ると18万円だった

2026.10.26公開

毎月出ていく分と、年に数回だけ出ていく分を分けて数えた

自分の生活費を、ずっと「月14万円」と言ってきた。同じ口から「実質18万円」とも言っていた。

どちらも嘘ではないが、並べると矛盾している。年末が近いので、一度ぜんぶ並べて数え直した。

結論から書くと、差はバイクの車検だった。

毎月出ていく分:139,000円

項目 月額 備考
家賃 55,000円 1K・一人暮らし
食費(外食含む) 50,000円
予備枠 18,000円 日用品・散髪・衣類など
水道光熱費 9,000円 電気・ガス・水道の合計
携帯・ネット 7,000円 ahamo+ahamo光
合計 139,000円

家賃と食費で105,000円。この2つで全体の75%を占めている。逆に言えば、残りはもう削りようがない。

水道光熱費が月9,000円で収まっているのは、節約を頑張っているというより、家にいる時間が短いからだと思う。自炊はするが凝ったことはしない。エアコンは使うときは使う。

酒・煙草・ギャンブル・ゲーム課金はやらない。我慢しているのではなく、もともと興味がない。ここが空欄なのは、節約の工夫ではなく単なる相性だと思っている。

家賃55,000円は、都内にしては安い部類だ。ただし都心までは1時間近くかかる場所で、通勤時間を払って家賃を下げている構造になっている。築年数の古い物件だが、バイクを屋根付きで無料で置けるのが決め手だった。この「駐輪場代ゼロ」が、あとで出てくる駐車場代の話に効いてくる。

食費50,000円は高いのか

一人暮らしで月50,000円は、やや高い部類かもしれない。ここは意図して使っている部分なので、中身を書いておく。

基本は自炊だが、スーパーの惣菜や刺身も自炊のうちに数えている。外食は週に1〜2日程度。

買い方には決まりがある。閉店時刻から逆算して、半額が貼られる時間に行く。近所の店は20時閉店なので、19時15分あたりが狙い目になる。定価や3割引のときは買わずに引き返すこともある。

商品 定価 半額
ブリの刺身 699円 約350円
刺身の盛り合わせ 1,000円 500円
寿司10カン 1,200円 600円

一方、野菜と肉は近所の店ではあまり安くならない。こちらは土日に激安スーパーへ行き、2〜3日分をまとめて買う。イオンやヨーカドー、いなげやには基本的に行かない。品質や利便性の問題ではなく、自分の買い方と噛み合わないというだけだ。

出勤日の1日はだいたいこうなる。

内容 金額
朝 ゆで卵+α 50〜100円
昼 社食600円/外食800円/前日の半額弁当500円 約600円
夜 半額の惣菜を数点 約800円
計 約1,500円

1日1,500円なら月45,000円。残りの5,000円が週末の外食や、たまに食べたいものを定価で買う分にあたる。計算は合っている。

削ろうと思えば削れる。ただ、食は数少ない楽しみなので、ここは落とさないことにしている。

それに、半額シールを探すこと自体が宝探しのようで、苦ではなく楽しい。節約として我慢しているのではなく、趣味として成立してしまっている。この逆算の癖がツーリング先でも出るので、ご当地スーパーの記事では訪問時刻と値引き状況を毎回記録している。

年に数回だけ出ていく分:467,100円

毎月の表には出てこないが、確実に出ていく金額がある。

項目 年額 備考
長距離ツーリング 150,000円 年1回
近場のツーリング 120,000円 月平均10,000円
中距離ツーリング 70,000円 年1回
バイク維持費 70,000円 消耗品・整備
任意保険 24,000円 20等級
Genspark(年契約) 25,110円
Amazon Prime 5,990円
JAF 家族会員 2,000円
合計 467,100円

サブスクは2つで31,100円。月あたり2,592円になる。ここは増やさないようにしている。

「14万円」と「18万円」の正体

この2つを足すと、こうなる。

年額 月平均
毎月の分(139,000円×12) 1,668,000円 139,000円
年に数回の分 467,100円 38,925円
小計 2,135,100円 177,925円
バイク車検(100,000円÷2年) 50,000円 4,167円
合計 2,185,100円 182,092円

車検を入れなければ月約17.8万円。入れると月約18.2万円。

ずっと「14万円」と言っていたのは毎月の表のことで、「18万円」と言っていたのは下の表のことだった。数え方が2つあっただけで、どちらも実態を指していた。

ただ、これを混ぜて話すと自分でも分からなくなる。これからは**毎月139,000円、年214万円(車検のある年は219万円)**と書くことにする。

ちなみに車検は2026年8月に更新済みで、次は2028年8月。だがその時期に売却を考えているので、この5万円は今後発生しない可能性が高い。

削らないと決めているもの

年間イレギュラー467,100円のうち、ツーリング関連が340,000円。全体の7割を超える。

ここを削れば年34万円が浮く。NISAの年間枠の1割近い。計算上は、削ったほうが資産は増える。

それでも削らない。資産を増やすのは手段で、目的ではないからだ。60歳で1億円という目標を立てているが、そこに到達するまでの19年を、何もしない19年にする気はない。

無料のキャンプ場に泊まり、ご当地スーパーで見切り品を買い、一般道で走る。宿は5,000円を超えないようにして、有料キャンプ場も1,000円までにしている。それでも年34万円は出ていく。この34万円は、削る対象ではなく、払う理由のほうだと思っている。

食費と予備枠も同じで、ここを切り詰めると生活のほうが先に荒れる。手を出さない。

これから増える支出

今の生活費が安いのは、バイクしか持っていないからだ。しかも駐輪場代がかからない。

時期 予定
2027年1月 125ccを売却(自賠責が2027年8月に切れる前に処分)
2028年8月 大型バイクを車検を通さず売却(10万km近く、値はほぼ付かない見込み)

そのあと、自動車を持つかどうかを決めることになる。候補は軽自動車(新車250万円)+125ccスクーターなど。

自動車を持つと、駐車場代が月1万円かかる。これが一番大きい。

月1万円 × 12か月 × 17年=約200万円。

車両価格とは別に、置き場所だけで200万円出ていく計算になる。125ccはファミリーバイク特約で保険を安くできるが、駐車場代は動かせない。今の「駐輪場・無料」という条件が、生活費の表のどこにも現れないまま効いている。

収入との関係

2027年の家計に当てはめるとこうなる。

年額
手取り 約234万円
賞与(手取り推定) 約110万円
生活費(車検込み) ▲219万円
iDeCo(月62,000円) ▲74万円
残り 約51万円

給料から投資に回せるのは年50万円ほどしかない。NISAの年間枠は360万円なので、まったく足りない。

足りない分をどう埋めるかはSBI新生の定期に990万円。同じ金利なら3ヶ月でいい、と思ったら違ったに書いた。生活費を削って埋めるのではなく、別の原資を当てる形にしている。

数え直してみて

やったことは、数字を2つの表に分けただけだ。それでも分かったことがある。

生活費のうち、意思で動かせる部分は思ったより少ない。家賃・食費・固定費で月139,000円はほぼ固定で、動かせるのは年間イレギュラーの467,100円、そのうち34万円はツーリングで、そこは削らないと決めている。

つまり削れる余地はほとんど残っていない。これは悲観ではなく、確認だ。支出を削る方向はもう伸びしろがないので、増やす側(収入・利回り・制度の使い方)で埋めるしかない、という前提が確定したことになる。

毎月家計簿をつける予定はない。年に一度、こうして並べ直せば十分だと思っている。

※ 金額は2026年10月時点のもの。料金プランや保険等級は変動する。

本記事は個人の記録であり、特定の金融商品の推奨や投資・税務上の助言ではありません。制度の適用可否は個々の状況によって異なります。

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