東京から有明発のフェリーで徳島に渡り、そのまま西へ走って最初に泊まったのがここ、美濃田の淵キャンプ場だった。吉野川のすぐ脇にある無料のキャンプサイトで、予約もいらない。四国ツーリング9日間の、実質的な初日になる。
最初に紛らわしいことを書いておく。この場所には「美濃田の淵キャンプ村」という有料・要予約の施設が隣接している。バンガローやログハウスがあるのはそちら。検索するとほぼキャンプ村の情報しか出てこないので、無料サイトを目当てに行く人は間違えないようにしたい。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県三好郡東みよし町足代1300 |
| 問い合わせ | 東みよし町 産業課 |
| 料金 | 無料 |
| 予約 | 不可(先着順) |
| サイト | フリーサイト(砂地・土・芝) |
| トイレ | 水洗 |
| 炊事場 | なし(立水栓あり) |
| 駐車場 | あり・車両乗り入れ可 |
| ゴミ | 持ち帰り |
| 直火 | 不可 |
炊事場がなく立水栓だけ、という点は事前に知っておくといい。洗い物をする前提なら、水を汲んでくる形になる。
徳島市内からの道
フェリーが徳島に着いてから、国道318号・国道192号で西へ向かった。吉野川に沿って走る道で、川がずっと左手に見えている。
ただし徳島市から吉野川市にかけては信号も交通量も多い。時間帯によっては、少し北を通る徳島県道12号を選んだほうが流れる。県道12号でも東みよし町まで行けるので、混む時間に当たりそうなら最初からそちらに振るのもいい。
張る場所
サイトは吉野川沿いに細長く広がっていて、大きく三つに分かれている。右と真ん中は広く、大型テントでも張れる。左側は小さめでソロ向き。対面の三好浄化センター側にもキャンプ場へ繋がる道があり、そちらからでも入れる。
訪れたのがシルバーウィークの初日だったこともあって、かなり混雑していた。車両の乗り入れは可能だが、場内の通路は砂利が混じった土のような路面で、無理に入っていくほどの距離でもない。今回は乗り入れをやめて、少し離れたスペースにバイクを置いた。
地面は場所によって砂地だったり土だったりする。真ん中のサイトを川のそばまで下りていくと砂地になるので、四輪はスタックに注意したい。
川のこと
目の前が吉野川。流れは穏やかに見えるが、ここは遊泳禁止になっている。水遊び程度にとどめるのが無難。
美濃田の淵そのものは徳島県の名勝・天然記念物に指定されている。岩場が独特の形をしていて、歩いて見に行ける。
買い出し
バイクで10分ほどのところにマルヨシセンター三加茂店とマルナカ三加茂店がある。今回はマルヨシセンターのほうに行った。無料キャンプ場の近くにスーパーが二軒あるというのは、それだけでありがたい。
20時頃に入ったが、刺身類はすでに売り切れていて、惣菜が数点残っている程度だった。半額が貼られるタイミングは都内より早いらしい。咸陽島のときも18時半に半額が出ていたので、地方の店は閉店時刻から逆算するだけでは読み切れない。19時台に着くつもりで動いたほうがいい。
この日のスーパーでの支払いは900円だった。
風呂
バイクで5分ほどの「美濃田の湯」へ。大人700円、営業は10時から21時で最終受付は20時30分。不定休でメンテナンス休業があるので、行く前に電話で確認したほうが確実。
吉野川サービスエリアに併設されている施設で、歩いて行けなくはないが20分ほどかかる。素直に車かバイクで向かったほうがいい。
無料サイトとしての評価
四国ツーリングでは無料キャンプ場を三つ使ったが、アクセスの良さではここが頭ひとつ抜けている。高速のインターからも近く、温泉とコンビニとスーパーが揃っている。設備は最低限だが、そのぶん無料で文句を言う筋合いもない。
静けさを求めるなら時期を選ぶことになる。春の桜と初夏の蛍で知られる場所なので、そのあたりは混む。今回のように連休初日に当たるとソロ向きの左側から埋まっていくと思っておいたほうがいい。
注意事項
炊事場がないので、洗い物の段取りは先に決めておく。立水栓はあるが、汚れ物を一度に片付けられる場所ではない。
ゴミは全量持ち帰り。炭の捨て場もない。直火は不可。
川は遊泳禁止になっている。河原まで下りられるが、増水時は言うまでもなく近づかない。
その他メモ
連休初日に飛び込みで入れたのは運が良かったと思う。予約ができない場所なので、混む時期は到着時刻を早めるしかない。今回の到着は16時30頃だが良さそうな場所は大体埋まっていた。
次に来るなら、桜でも蛍でもない平日に、同じ場所で何もしない一泊をしたい。フェリーで着いた日の受け皿としては、これ以上ない立地だった。
関連リンク
他の記録はツーリング記録の一覧にまとめている。





