高知県|足摺サニーロード|越知から宿毛へ、足摺岬と竜串を挟んで下る一日

四国 / 高知県2026.09.22訪問ツーリングルート

宮の前公園から咸陽島公園まで、高知県を北東から南西へ縦断した移動日。ただ下るだけでは面白くないので、国道321号の足摺サニーロードに振って、足摺岬と竜串を挟んだ。終日晴れ、走行250km。

Photos

現地の写真

足摺岬展望台から見た、断崖の上に立つ足摺岬灯台

宮の前公園から咸陽島公園まで、高知県を北東から南西へ縦断した移動日。ただ下るだけでは面白くないので、国道321号の足摺サニーロードに振って、足摺岬と竜串を挟んだ。終日晴れ、走行250km。

四国ツーリング5日目。この日は宿が決まっている。宿毛の咸陽島公園、無料のキャンプ場だ。

問題は、そこまでの距離をどう使うかだった。越知から宿毛へは国道56号をまっすぐ下れば着く。だがそれだと移動で一日が終わる。少し遠回りして、四国の南西端を回ることにした。

ざっくり基本ルート

宮の前公園を8時に出発。国道494号で須崎方面へ下り、国道56号に乗り換えて西へ。途中の無料高速区間を使って四万十市まで。四万十市で昼食後、国道321号に入り、県道27号で足摺岬へ。その後竜串海岸に寄って、321号を北上して宿毛の咸陽島公園に16時30分着。

走行距離は約250km。前日の四国カルストと同じくらいの数字だが、中身は違う。カルストは上がって下りる一日、この日は海沿いをひたすら横に移動する一日だった。

56号には無料の自動車専用区間が点在している。土佐方面から四万十にかけて、信号のない区間を拾えるので、ここで時間を稼いでおくと午後が楽になる。この日も使った。

道中で休憩を少し長めにとったため、四万十市の到着が12時頃になった。四万十市周辺は沈下橋もあるので巡りたかったが、流石に時間がなく今回は見送ることにした。

タイムライン

時刻 場所
8:00 宮の前公園キャンプ場 出発
12:00頃 四万十市(国道56号から321号へ)
14:00頃 足摺岬
15:00頃 竜串海岸
16:30頃 咸陽島公園キャンプ場 着

※時刻は出発と到着以外、記憶からの推定。

四万十市まで

キャンプ場を8時に出発して、国道494を南下、須崎西ICからは無料区間なので高速で四万十市へ。途中でガソリンを満タンにするため中土佐ICで降りた。
到着は10時頃で久礼大正町市場にも立ち寄ったが、人混みが凄く待ち時間がもったいないため特に何も買わずに出発した。
土佐佐賀・土佐白浜あたりは海や砂浜が綺麗に見れるので休憩がてら寄ってみるのも良い。

四万十市で昼食

足摺に行く前に、四万十市で昼にした。本当はカツオを食べたかった。この町まで来てカツオを食べないのはもったいない、という気持ちはあった。

だが店が混んでいた。昼のピークにちょうど当たってしまい、待っていると足摺と竜串が間に合わなくなる。諦めてスーパーのフジで買い、イートインで食べた。

四万十市のスーパー、フジ食品館の外観

自分の旅はだいたいこうなる。食べたいものがあっても、行列を見た時点で切り替える。店で食べる1,500円とスーパーの500円の差より、その1時間で寄れる場所のほうが自分には価値がある。

スーパーでカツオのたたきを購入したが、流石に美味しい。400円くらいの切り身であったが、土地が違うとこうも違うのかと実感できたので良しとする。

ただ、土佐清水のサニーマートは地元の新鮮な採れたての刺身が販売されているようで、こちらを選択するのもありかと思う(足摺へ向かう途中にある)。今回は寄らなかった。

足摺サニーロード

国道321号は四万十市から土佐清水市を経由して宿毛市に至る国道で、「足摺サニーロード」の愛称がついている。延長は80kmあまり。四国の南西端をぐるっと回る形になる。

海沿いを走る区間が長く、右手に太平洋が開ける。この日は終日晴れていたので、海の色がはっきり出ていた。信号が少なく、流れも悪くない。観光国道と呼ばれるだけのことはある道だった。

ただし「サニーロード」の名前から想像するほど、ずっと海が見えているわけではない。山側に入る区間、トンネル、集落を抜ける区間が交互に来る。開けるところで止まって見る、を繰り返す道だと思えばいい。

足摺岬

321号から県道27号に入って、足摺岬へ。着いたのが14時00分頃。

足摺岬の標識と、奥に立つジョン万次郎像

今回は展望台(足摺岬展望台・天狗の鼻)に行った。展望台からは太平洋が180度開ける。水平線が丸く見えると言われる場所で、実際に端のほうが落ちているように見えた。断崖の上に立っているので、高さの感覚がある。

駐車場は岬の先端に約20台ぶん。ここは小さいので、観光シーズンの日中は埋まりやすい。少し手前に第一駐車場が115台、東側にも50台ぶんあるので、先端が満車でも停められないことはない。バイクなら先端の隅に収まる。

天狗の鼻は展望台から歩いて10分くらいだろうか。こちらは人がおらず絶景を独り占めできた。晴天で風も少なかったので20分くらいゆっくりとしてから出発した。

灯台は展望台から徒歩5〜6分と近い。時間があるなら寄れる距離だった。次に来るなら、岬には朝のうちに着くように組みたい。

天狗の鼻の柵越しに見える足摺岬灯台と太平洋

竜串海岸

15時頃、竜串に到着。

竜串海岸の黒い岩と、対岸に見える岬

ここは砂岩が波と風で削られてできた奇岩の海岸で、大竹小竹、蜂の巣状の岩、蓄養地と呼ばれる地形が並んでいる。地面が丸ごと模様になっているような場所だった。

時間がなかったので、駐車場から近い遊歩道を歩いただけで切り上げた。それでも奇岩のいちばん濃い区間は見られる。岩の上を歩く形になるので、濡れている場所は滑る。

遊歩道の先には足摺海底館という海中展望塔があって、赤い階段が海へ伸びている。入らなかったが、看板と階段だけでも絵になる場所だった。尚、足摺海底館は閉鎖となったようだ。

竜串海中公園の足摺海底館の看板と、海へ伸びる赤い階段

対岸の見残し海岸にはグラスボートで渡れる。竜串からの往復で35分、中学生以上2,000円。上陸もできる。乗らなかったが、ここを目的地にして一日取るなら、グラスボートと見残しまで含めるべき場所だと思う。

駐車場は無料。竜串の市営駐車場が普通車60台、長島売店裏にも38台ぶんある。トイレもある。無料でこれだけ見られるスポットとしては、かなり当たりの部類だった。

宿毛へ

竜串から321号を北上して宿毛へ。1時間ほどで咸陽島公園に着いた。16時30分。

この時刻に着けたのが大きかった。夕方の明るいうちにテントを張れたので、咸陽島に沈む夕日を落ち着いて見られた。キャンプ場の話は別の記事にまとめてある。

咸陽島公園から見た、島のシルエットと夕日

走ってみて

移動日のつもりで組んだ一日だったが、結果としては内容が濃くなった。

国道56号でまっすぐ下れば、距離は150kmほどで済んだはずだ。321号に振ったことで100km増えて、足摺岬と竜串が入った。増えたぶんは全部景色になった。

四国の南西端は、本州から行くと遠い。次にいつ来るか分からない場所なので、通過するだけにしなくて正解だったと思う。

路面・注意事項

  • 足摺岬の先端駐車場は20台ほどしかない。日中は埋まりやすいので、手前の駐車場も頭に入れておく。

  • 県道27号は岬へ下りる道で、カーブが連続する。観光バスも通るので、対向には注意。

  • 竜串の遊歩道は岩の上を歩く。濡れていると滑るので、靴は選んだほうがいい。

  • 321号は海沿いだが、ガソリンスタンドは土佐清水と宿毛に寄っている。四万十市を出る前に入れておくと安心。

このルートは距離が出る。越知から宿毛まで足摺と竜串を挟むなら、朝8時出発でちょうど夕方着になる。キャンプ泊なら明るいうちに着けるよう逆算しておく。

関連リンク

ほかのキャンプ場やツーリングの記録はツーリング記録の一覧にまとめてある。

※道路状況・施設の営業状況は訪問時点のものです。特に竜泊ラインの通行可否は季節によって変わるため、最新情報をご確認ください。

Road Note

二車線道路で狭路はなし。足摺周辺は一部カーブがきついところがあるので注意。 今回は行っていないが、内陸の三原村へつながるルートは狭路のようなので、国道321号の利用を推奨。

道路状況・施設の営業状況は訪問時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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